2024-02-01
2024-02-19
VS Code [Remote SSH] を古いLinuxで使う
2024/02/19 追記: 最低システム要件に満たないOSであっても時限的措置で再び接続できるようになりました。一年程度は使用可能とのことですが、それ以降は再び接続不可になるはずですので、以下はその対策として残しておきます。
VS Code release 1.86 から最低システム要件が変更になった影響で、非対応となったOS(例:CentOS 7、Ubuntu 18.04)を搭載しているサーバへの接続が不可になりました。とはいえ、システム管理者でもない限り接続先サーバのアップデートは困難なので、クライアント側での対処手順を備忘録程度にまとめておきます。
前提
- macOS Apple Silicon
手順
1. VS Code 1.85 のダウンロード
Apple Siliconなら以下からダウンロードできます。
2. 適当な場所で解凍
私は $HOME/Applications
以下に配置しました。
3. Portable Mode の有効化
現行の環境と共存させるための作業を行います。
Visual Studio Code.app
が配置されているディレクトリにcode-portable-data
を作成cd $HOME/Applications mkdir code-portable-data
- アプリの検疫状態を解除
xattr -dr com.apple.quarantine Visual\ Studio\ Code.app
-
アプリ起動後、左下歯車⚙️アイコンをクリック→検索欄に”update”と入力
- アップデート関連の項目を軒並みオフに設定
4. Remote SSH をインストール
空っぽの状態なので、再びRemote SSHをインストール & その他環境を整えて完了です。